東海愛知新聞バックナンバー

 12月17日【木】

水面彩る“天の川”

岡崎・26日 家康公四百年祭フィナーレ

徳川家康の生誕日に当たる12月26日、家康公四百年祭の最後を締めくくるイベント(第3回家康公生誕祭、23〜26日)が、岡崎市の中心市街地で行われる。同市の中心部を流れる乙川では「泰平の祈り」と題して、午後5時〜7時30分の2時間30分にわたり、青色LEDの電球(いのり星)約3万個が水面を彩る幻想的な風景が現れる。(今井亮)

いのり星が放流されるのは、同川に架かる殿橋から約700メートル下流の名鉄乙川鉄橋まで。当日の午後5時15分からは、潜水橋の右岸側で、先着500人を対象にいのり星の一般放流を受け付ける。1人1回で1,000円。放流した人は、受付場所付近に設けられる特別観覧エリアで鑑賞できる。放流で集まった費用は市家康公観光振興基金に寄付され、市が名鉄東岡崎駅前で予定している家康の銅像の設置費用に活用される。

一方、5時から7時までは、約5000人が三河別院と籠田公園の2カ所を出発し、岡崎公園まで練り歩く提灯行列がある。

5時までに希望する出発点に集合。提灯や棒に明かりをぶら下げた提灯あかり棒を持って、30分〜1時間の道のりを歩く。ゴール地点の岡崎公園内の龍城神社で解散し、泰平の祈りをはじめ、岡崎城を光と音で彩り、家康の生涯を演出する「岡崎城ライティングショー」などが楽しめる。

問い合わせは、岡崎活性化本部内の家康公生誕祭実行委員会事務局(57―0200)へ。