東海愛知新聞バックナンバー

 6月30日【火】

求む!土産と名物料理

岡崎市制100周年「赤い糸プロジェクト」で

岡崎市は、市制施行100周年記念の主要事業として、食品、伝統工芸品などの既存資源と公募による事業者・市民のアイデアを組み合わせて、新たな土産物や名物料理を創造する「赤い糸プロジェクト」を発足させる。プロジェクトの一部の参加者は、あす1日から募集が始まる。

プロジェクトは「赤い糸による結び付き(連携・交流)」の意味を込めた。「100周年の特産品 赤い糸新商品開発」「八丁味噌×赤ワインマリアージュイベント」「赤い糸レシピコンテスト」の3本柱で構成する。

「100周年の特産品 赤い糸新商品開発」は、市内の事業者・生産者を対象に、八丁味噌や日本酒、法性寺ネギ、駒立のブドウ、石材など市内の特産品を使った土産物を開発してもらう。

「八丁味噌×赤ワインマリアージュイベント」は、ともに赤色の発酵食品である共通点から、赤ワインに合う八丁味噌を使った独自の一品料理を市内の飲食店に考案してもらう。

「赤い糸レシピコンテスト」は、2品以上の特産品・農産物を組み合わせ、さらに市民のアイデアを盛り込んで完成させる料理のコンテスト。内田康宏市長は「それぞれ結び付きやコラボレーションの力で、岡崎の新たな魅力を生み出していきたい」と参加を呼び掛けている。

参加者の募集期間は「100周年の特産品 赤い糸新商品開発」が7月1日から31日まで、「八丁味噌×赤ワインマリアージュイベント」が7月1日から8月31日まで。「赤い糸レシピコンテスト」は来年の4月に募集する予定。

各種問い合わせは赤い糸プロジェクト事務局(070―5330―7002)へ。