東海愛知新聞バックナンバー

 5月20日【水】

郷土の英傑前面に

7月29日から5日間 岡崎城下家康公夏まつり

岡崎市の夏を盛り上げる「岡崎城下家康公夏まつり」が、7月29日から8月2日までの5日間、中心市街地一帯で開かれる。今年は「家康公400年祭」で連携している浜松市の無形民俗文化財「遠州大念仏」や静岡市の高さ約4メートルの大型バルーン「家康公ねぶた」を招致するほか、「竹千代(徳川家康)」の生誕にちなみ、文化、スポーツといった分野で実績のある小中高生、大学生の顕彰パレード(ホープパレード)など、“郷土の英傑”を色濃く反映する。(今井亮)

岡崎公園内の多目的広場や龍城神社、乙川河川敷、籠田公園、伝馬通りのメーン会場に加え、同市八帖町の「カクキュー八丁味噌」にサテライト会場が新たに設けられる。サテライト会場では29日から31日まで、八丁味噌の料理コーナーや景観・雰囲気を活用したイベントが予定されている。

龍城神社前に組まれるやぐらを中心に生演奏で繰り広げられる「泰平おどり」(29〜31日)の団体おどりには、五万石おどりが追加される。

31日の「第2回岡崎グランプリ」(午後5〜9時)では、籠田公園でレーサーの中嶋一貴、大祐兄弟によるトークショー。同公園前ではピット作業のデモンストレーションがあり、中央緑道にレーシングカーが展示される。

主催の実行委員会は多目的広場でのステージイベント出演者を募集中。問い合わせは岡崎活性化本部(57―0200)へ。