東海愛知新聞バックナンバー

 2月26日【木】

子育てガイドブック作製

岡崎市 ゼンリンと協定書を締結

岡崎市は25日、地図帳などを発行するゼンリン(本社北九州市)と「子育てガイドブック協働発行に関する協定書」を締結した。

市が毎年発行している子育てガイドブックを、同社がノウハウを生かして作製。費用は広告収入で賄われるため市の負担はない。7000部を発行、7月から母子手帳交付時や市外からの転入時などに配布する予定。

市こども育成課によると、従来のガイドブックは転入者や対象エリア外の居住者から「公共施設などの位置関係が分かりづらい」といった意見が寄せられていた。

同社の子育て分野の協働は、岡崎市が全国で7例目、愛知県内では初めて。

内田康宏市長と同社中部エリア統括部長の荒木康博さんが協定書に調印。内田市長は「ガイドブックがよりよいものになることを期待しています」、荒木さんは「視覚的にも分かりやすいガイドブックを作り、子育て世代に喜んでいただけたら」と話していた。