東海愛知新聞バックナンバー

 2月8日【日】

カンボジアで初の交流

幸田高校の女子生徒5人
ライオンズクラブ訪問ツアー

県立幸田高校の女子生徒5人が、幸田ライオンズクラブ(笹野英一会長)主催のカンボジア訪問ツアーに初めて参加する。生徒らは10日から15日まで滞在し、同クラブが支援するシェムリアップ州のトラキエット小学校の児童と修学旅行や運動会、文化交流会で交流する。(横田沙貴)

同クラブはトラキエット小の新校舎や図書館を建設し、町内から集めた学用品や楽器を届けているほか、児童に楽しんでもらおうと修学旅行や運動会を開いている。同高では生徒会が中心になって、楽器や文具、寄付金などを集め、同クラブの活動に協力している。

今回のツアーは、普段支援をしている生徒にカンボジアの現状やトラキエット小について知ってもらいたいと笹野会長が、滞在費を負担する形で同高に参加を呼び掛けた。希望者10人の中から、書類選考と面接で3年の牧野裕奈さん、2年の松井萌さんと天野楓子さん、1年の佐藤ほなみさんと後藤穂香さんの訪問が決まった。

5人は10日に日本を出発。トラキエット小の児童と一緒に運動会をしたり、アンコールワットやアンコールトムなどへ“修学旅行”に出掛けたりする。同州のワット・ポー小学校を見学し、15日に帰国する予定。

■“おもてなし”で日本を紹介

生徒はバス移動中のレクリエーションや運動会でのゲーム、文化交流会を企画。特に文化交流会はより日本文化に親しんでもらえるようにと、茶道や書道、折り紙、浴衣の着付けなどを体験してもらう。またカンボジアで人気という日本の菓子として、児童にコンペイトーを折り紙の箱に入れてプレゼントするという。

同高も学校を挙げて協力。物資不足のカンボジアにかばんを贈ろうと5人が呼び掛けたところ、スクールバッグやリュックサックなどが200個以上集まったという。

5人は「カンボジアの人がそこで生活している姿を感じたい」「みんなで考えたレクリエーションや文化交流会などを楽しんでほしい」「まだまだ発展を続けている国の空気を肌で感じたい」「戻ってきたら学校のみんなにもカンボジアについて伝えたい」と意気込んでいる。

5人と同クラブ会員らは4日に大須賀一誠町長にカンボジア訪問を報告。初めて足を踏み入れるカンボジアへの思いを伝えた。大須賀町長は「民間での草の根交流が行われていることが、すごいことです。カンボジアのいろいろなところを見てほしい」と話した。また町からトラキエット小に寄贈するソーラーランタン12個が託された。