東海愛知新聞バックナンバー

 2月5日【木】
学校給食に初登場

岡崎まぜめん

「八丁味噌 はっきりしておいしい」

岡崎市の特産品の八丁味噌を使ったご当地グルメ「岡崎まぜめん」が4日、市内の学校給食で初登場した。市東部学校給食センターの受配校と額田地域の自校調理校を含む小中学校など計25校で、約7500食が提供された。(大山智也)

岡崎まぜめんを地域の人に愛されるご当地グルメにするには、まずは地元の子どもたちに広くまぜめんを味わってもらおうと、市内の給食センターを運営する市学校給食協会の協力で、岡崎まぜめん会と市が企画した。

給食用のまぜめんということで、給食センターの栄養職員が栄養バランスの良いレシピを考案。タマネギ、トマト、ニンジンなどの野菜をふんだんに使い、塩分や油分も控えめにした。

美川中学校では、校外活動中だった2年生と午前中で帰宅した3年生を除く、1年生182人がまぜめんを味わった。生徒たちは、普段の給食では出てこないメニューに興味津々。教員から食べ方について説明を受けた後、中華麺を器の中のタレとよく混ぜ合わせてから、口元へ。

この日の献立は、まぜめんのほかに卵焼き、ブロッコリー、牛乳。ブロッコリーに付けるマヨネーズをまぜめんに入れて、味に変化を付けながら食べ進める生徒もいた。小嶋一聖君は「八丁味噌の味がはっきりとしておいしかったです。ご当地グルメを給食で食べられて良かった」と話した。

まぜめん給食は、13日に北部地域、24日に西部地域、26日に南部地域の小中学校で提供する予定。