東海愛知新聞バックナンバー

 9月4日【木】
岡崎市議会一般質問

「これまでにない規模」

新2次病院支援策で市長答弁

岡崎市議会9月定例会は3日、本会議を再開して一般質問を続行。井村伸幸(民政ク)内田実(自民清風会)簗瀬太(同)太田俊昭(民政ク)木全昭子(無所属・共産)鈴木静男(自民清風会)の6議員が登壇した。(山本浩禎)

内田議員が、新しい第二次病院の建設に向けた本市の支援策について質問した。

内田康宏市長は「新病院が開院当初からしっかりと救急医療を担えるよう救急医療に主眼を置いた支援を講じたい。具体的には、病棟の建設費や医療機器の購入費などへの市の財政支援が考えられるが、現時点では新病院の規模や病床数などが明らかになっていない」とした。

そのうえで「ただし、新病院は市民病院に次ぐ規模と機能を目指しており、民間病院への市の財政支援もこれまでにない規模になるものと理解している。今年度末を目指している最終合意までには、新病院の姿が明らかになるので、藤田学園との協議と並行して市の支援策についても検討を進め、市民、議会、医師会などの意見を聞きながらできるだけ速やかに取りまとめていきたい」と述べた。

ケータイ・スマホの利用制限は

井村議員が、小中学生の携帯電話・スマートフォンの利用制限の考え方を聞いた。

髙橋淳教育長は「本市では、子どもたちに利用制限を一方的に示すことよりも、子どもたちが自己管理能力を高めていくことこそ将来的人間形成に重要なことだと考えている。各家庭の教育力の向上が図られなければ抜本的な解決にならないだろうとも思う」としたうえで、「今後、校長会や市PTA連絡協議会、生徒会連絡協議会などと協議しながら対応についても考えていきたい」と答えた。