東海愛知新聞バックナンバー

 7月11日【金】

開市490周年記念 岡崎こども城下町

10月19日 康生・連尺通りで職業体験

まちづくり岡崎や岡崎市康生地区の商店街などは10月19日、康生、連尺通りで子どもたちの職業体験イベント「岡崎こども城下町」を開く。連尺通りは岡崎で最初に市が開かれたとされており、今年で490年。同イベントは開市490周年記念事業として位置付けられている。

イベントでは、連尺通りや康生通りを江戸の城下町風にアレンジ。市内の小学生を主な参加対象とし、3つの「道」を用意する。要事前登録の「あきんどの道」は、交通規制を予定している連尺通りに約200ブースを置き、子どもたちがそれぞれ店舗を展開する。商品の売買で使用するのは疑似通貨「おむすび通貨」(50円で1むすび)。商人体験を通して、発想力や自発性の育成を目指す。

「ぶぎょうの道」は予約不要。警察に相当する「おかっぴき」、銀行の「かんじょう奉行」、新聞社の「かわらばん売り」など奉行として働くことができる。東康生の既存店舗を活用する「でっちの道」(要予約)は、実際の商店において商売を学ぶ。西康生はグルメゾーンになり、回遊性を持たせる。

主催の実行委員会では大人と子ども合わせて6000人の人出を見込む。雨天時は空きテナントなどに場所を移し、規模を縮小して行う。あきんどの道、でっちの道は参加料500円、ぶぎょうの道は300円。詳細は専用サイトで9月以降に情報を更新する。

問い合わせは、まちづくり岡崎(23―7666)へ。(竹内雅紀)