東海愛知新聞バックナンバー

 5月25日【日】

被災地から感謝状

岡崎の障害者支援団体

知的、身体、精神障害者を支援する4団体で構成する「岡崎市障がい者福祉団体連合会」(加賀時男理事長)がこのほど、東日本大震災の被災地・岩手県野田村から復興支援に対する感謝状を受け取った。

同会が所有する才栗町の作業所では、岡崎署茅原沢交番に勤務していた同村出身の日當郁夫さんが時折訪れて、交通安全講話などをしていた。日當さんとの交流を重ねるうちに、太平洋沿岸のまちで津波の被害を受けた野田村の状況を知り、支援しようと決意したという。

同会が集めた義援金やおもちゃ、文房具などは日當さんが実家に帰省する際に寄託。日當さんから小田祐士村長へ届けられた。

加賀理事長は「感謝状は思いもしなかった。義援金や物資が確実に被災地の方々に届いたことはうれしい。日當さんに感謝したい」と話している。