東海愛知新聞バックナンバー

 12月27日【金】

伊賀八幡宮前 神橋で渡り初め

河川改修で架け替え

岡崎市伊賀町の伊賀川に架かる神橋の架け替え工事が終わり26日、渡り初めが行われた。伊賀八幡宮の前に架かる橋のリニューアルを関係者や地域住民らが祝った。(竹内雅紀)

■武将隊、てんかくん、オカザえもんらも

渡り初め前には式典が行われ、伊賀八幡宮氏子や内田康宏市長、多田哲也県西三河建設事務所長らの来賓のほか、グレート家康公「葵」武将隊オカザえもん、てんかくんらも出席。内田市長らは「末永く親しまれる橋になってほしい」とあいさつした。

神事後、伊賀八幡宮の斎藤徳蔵宮司を先頭に渡り初めが行われ、近所に住む3世代夫婦や来賓、氏子らが真新しい橋の感触を確かめながらゆっくり歩いた。橋の周囲には多くの人が集まり、人気キャラクターが橋を渡り始めると、その姿を一斉にカメラに収めていた。八幡宮内では餅投げも行われた。

神橋の架け替えは、平成20年8月末豪雨後に県が5カ年計画で進めている伊賀川の河川改修の一環。昨年11月に着工し、このほど完成した。橋の幅は以前のままだが、護岸工事の関係で長さが約2.7メートル延長、川底からの位置も2.5メートル高くなった。総工費は約1億6,500万円。