東海愛知新聞バックナンバー

 12月18日【水】
ふるさとパンフレット大賞

審査委員賞に選ばれる

岡崎の観光ガイドマップ 「印籠」のデザイン好評

岡崎市が平成24年3月に緊急雇用創出事業基金を活用して作成した観光主要スポットガイドマップ「天下一 葵 旅」がこのほど、「第1回ふるさとパンフレット大賞」で審査委員賞を受賞した。携帯に便利な折り畳み式にした際の「印籠」のデザインが好評を得た。(竹内雅紀)

ガイドマップは4色両面刷りでA2サイズの蛇腹折り。徳川家康ゆかりの寺院巡りや東海道の宿場町の名残巡り、岡崎城と八丁味噌、大樹寺を結ぶ「岡崎のオンリーワン」の主要3コースのほかに、土産品や食事処、伝統産業、宿泊施設、季節ごとのイベント、花の名所が紹介されている。

折り畳んだポケットサイズの表面は葵の家紋が目立つようにデザイン。1万部発行したが、好評のため今年8月に1万8000部増刷した。

同大賞は、ふるさと情報コーナーに設置の地方自治体の観光・イベントパンフレット2334点が対象。デザインや言葉のメッセージ性、有益な情報などが審査基準で、岡崎は「印籠の形が目に入る。情報もコンパクトにまとまっている」とされ、上位4番目に相当の審査委員賞を受賞した。