東海愛知新聞バックナンバー

 11月27日【水】

電動バイクだ!

メーカー社長が解説&実演
岡崎市梅園小で城南RC主催の理科実験教室

岡崎市梅園小学校で26日、岡崎城南ロータリークラブ(中根常彦会長)主催の理科実験教室「みんなの力で動かす未来の乗り物」が開かれた。電動バイクメーカー「マーチ」の朝岡英雄社長(42)が講師となって6年生125人の前で電動バイクの解説や実演を行い、子どもたちの理科への関心を促した。 (大山智也)

理科実験教室は、教育支援を柱とする同クラブの継続事業の一環。実験を通して子どもたちに理科へ興味を持ってもらおうと、毎年市内の小学校で開催している。

音楽に合わせて、同社の電動バイク“スーパーカーゴ”に乗った朝岡さんが登場すると、児童たちから歓声が沸き起こった。

朝岡さんは自身が電動バイクを作るきっかけを紹介。海外で初めて電動バイクを見て興味を持ったこと、それが粗悪品で残念な思いをしたことを話し「当時も今も、大手メーカーは電動バイクの開発には力を入れていません。そこで『自分が最高の電動バイクを作ってみせる』と思い立ち、6年前に開発を始めました」と、会社設立の経緯を説明した。

この後は、実際に同社が販売している電動バイクの実物を例に、その仕組みを紹介。実験では、児童たちが事前に手巻き充電器で充電させておいたバッテリーでバイクを動かしたり、車載バッテリーにパソコンをつないで家庭用電源としても活用できることを披露したりした。

天野颯太君は「電動バイクを見るのはきょうが初めてで、バッテリーがさまざまな場面で役立つことを知って驚きました。今までは理科が苦手だったけれど、もっと勉強してみたいです」と話した。

「マーチ」は、西尾市に事務所、岡崎市下青野町に工場を置く電動バイクメーカーで、開発・生産から販売までを自社で行っている。

必要に応じて両輪駆動に切り替え可能な駆動系や、長距離走行を実現するバッテリー運用など、他社にないさまざまな独自技術を持つ国内電動バイクメーカーのパイオニア。現在は用途に合わせたモデルが選べる“マーチ01CT”と、業務用の“スーパーカーゴ”の2種を販売している。