東海愛知新聞バックナンバー

 9月14日【土】

お達者で何より

岡崎市長が長寿を祝い訪問

岡崎市の内田康宏市長は13日、敬老の日(16日)を前に市内の高齢者方を訪問して長寿を祝った。

この日は、101歳の本田アサヲさん=北野町、99歳の岩月ヒサノさん=東大友町、杉浦源逸さん=東牧内町=の3人を訪問し、敬老祝金品を手渡した。最初に訪れた本田さんとは面識があり「お久しぶりです。お元気でしたか?」と声を掛けると、本田さんは「前に比べると太ったね」。

本田さんは、週5回利用するデイサービスでゲームを楽しんでおり、今年の七夕の短冊には「いい男に会いたい」と願い事を書いたという。孫は21人、孫の孫に当たる玄孫(げんそん=やしゃご)は6人。月に1回程度訪れる玄孫を抱くのも楽しみにしている。

長寿の秘けつを「好き嫌いなく食べて、腹八分で抑える。果物は欠かせない」、今後については「ゆくゆくは岡崎で1番(最高齢)になれたらいいかな」と笑顔で話した。

内田市長は3軒訪問後、美合町の高年者センター岡崎で開かれている敬老芸能祭であいさつをした。

市内で今年中に100歳以上となるのは132人(男性26人、女性106人)。最高齢は男性が104歳の小林重太郎さん=丸山町、女性がきょう14日に108歳となる鈴木きくさん=山綱町。

市は年内に87歳を迎えた、または迎える1294人と99歳以上の205人に敬老祝金品を贈呈している。(竹内雅紀)