東海愛知新聞バックナンバー

 4月25日【木】

岡崎の六本木がティンパニ寄贈

創業40周年記念で
スクールバンド演奏充実へ

洋風懐石料理のレストランを経営する六本木(岡崎市中町、竹内桂子社長)はこのほど、創業40周年を記念して岡崎市にティンパニ(約53万5,000円相当)を寄贈した。市民会館で開かれた岡崎スクールバンド協議会の総会で、竹内さんから橋淳教育長に渡された。

■総合学習センター常備

寄贈されたティンパニは市総合学習センターに備えられ、岡崎スクールバンド協議会に所属する児童、生徒たちが利用する。同協議会には小中学校と高校の学校単位で器楽演奏、オーケストラの44チームが加盟。高校生まで含む組織は全国的にも珍しく、子どもたちの音楽のレベルアップに寄与している。

同協議会の鈴木聰一会長は「これまでの3台に最も低音のティンパニが加わり、これでフルセットになった。ありがたい」と話し、演奏が充実することに感謝した。

同協議会は毎年秋に「吹奏楽祭」を開催。今年で50回目を迎え、9月23日に市民会館で開かれる。(大津一夫)