東海愛知新聞バックナンバー

 4月11日【木】
岡崎市民合唱団 発足35周年

フォーレの大作「レクイエム」に挑戦

14日 市民会館で第30回演奏会

岡崎市民合唱団(笠間茂樹団長)の第30回演奏会が14日、岡崎市民会館で開かれる。発足35周年に当たり、フォーレの大作「レクイエム」に挑戦する。(大津一夫)

同合唱団は昭和53(1978)年に発足。1年から1年半に1回演奏会を開いているほか、新年交礼会や市制記念日のイベントなどにも出演、市民に親しまれている。現在の会員は30代から80代までの62人。毎週火曜日の夜、岡崎市明大寺本町の明徳保育園で練習を続けている。これまで団員の中から2組のカップルが誕生したという。

発足当時からのメンバーの1人で団長の笠間さんは、「歌うことを通じて今後も交流の輪を広げていきたい」と話している。

演奏会は3部構成で、最初は佐藤眞作曲の混声合唱のための組曲「旅」。第2部では唱歌や、同合唱団がスタートした当時に流行した三木たかし作曲の「思秋期」、堀内孝雄作曲の「冬の稲妻」などを披露する。

第3部のフォーレの「レクイエム」は3大レクイエムの1つで、40分を超える大作。愛知室内オーケストラと、ソプラノ鳥居玲子さん、バリトン吉田裕貴さん、バイオリン平光真彌さん、オルガン徳岡めぐみさんが共演する。

開演は午後2時。入場料は1,000円。当日券もある。