東海愛知新聞バックナンバー

 5月15日【火】

■保護司らの活動拠点

岡崎更生保護サポートセンター
福祉会館内、きょう開所

岡崎市福祉会館2階にきょう15日、保護司や更生保護関係団体の活動拠点となる「岡崎更生保護サポートセンター」が開所する。法務省が平成20年度から設置を推進しているもので、県内では小牧、豊橋市に次いで3カ所目。(竹内雅紀)

■県内3カ所目

サポートセンターは、昨年7月まで市教委の「心の相談室」があった部屋(約38平方メートル)に設置。名古屋保護観察所長が指名した企画調整保護司7人が平日の午前10時から午後4時まで交代で駐在する。刑務所を仮釈放されたり、少年院を仮退院したりした保護観察者との面接や、保護司の研修などで使用する。

木曜日の午後1〜4時は、地域住民から犯罪や非行についても相談に応じる。

14日の開所式には、岡崎保護区保護司会(小林邦夫会長)の会員98人が出席。企画調整保護司に指名された小林会長は、「サポートセンターは保護司の連携を深めたり、情報交換をしたりする場になる。保護観察力を高めるためにも気楽に集まってほしい」とあいさつした。来賓の柴田紘一市長は「犯罪者の再犯防止や共生社会実現のためにも大切な場所。活動拠点として広く活用してほしい」と述べた。

問い合わせや相談申し込みは、同センター(23―7168)へ。