東海愛知新聞バックナンバー

 5月3日【木】

■動物動画サービス開始

岡崎市 東公園飼育の14種類
外国人向け登録制度変更6カ国語で

岡崎市はこのほど、東公園で飼育されている動物を動画で紹介するサービスを始めた。市のホームページ内の映像ギャラリー「広報YouTube」で閲覧できる。YouTubeが見られる多機能携帯電話(スマートフォン)などを使えば、現地で動物を見ながら動画内の飼育員の説明を聞くことができる。(竹内雅紀)

動画「ネット動物園」で紹介されるのは、アジアゾウのふじ子をはじめ、ラマ、ポニー、ミーアキャット、フレミッシュジャイアントなど14種類。飼育員が生息地や体長、体重、特徴などを丁寧に説明している。紹介は各動物1分ずつ。

市は、「動画で配信することで、市内外にPRできる。皆さんに親しんでもらうための仕掛けの一つ」としている。必要に応じて、園内の動物総合センター(あにも)でも上映されるという。

7月9日に外国人登録制度が廃止されるのに伴い、市は制度変更を外国人住民に説明するため6カ国語(日本語、英語、中国語、ポルトガル語、タガログ語、スペイン語)による映像を作成した。

制度変更後には、外国人住民は住民基本台帳の適用対象となり、外国人登録証明書は在留カード・特別永住者証明書に切り替わる。住民票も発行される。

映像は市のホームページで動画配信されているほか、DVDの貸し出し、市役所東庁舎1階の市民課外国人登録窓口付近にあるモニターでも上映している。