東海愛知新聞バックナンバー

 4月27日【金】

■内田県議が出馬表明

無所属で 10月の岡崎市長選

愛知県議会岡崎市選挙区の自民党内田康宏県議(59)が26日、岡崎市役所で記者会見を開き、任期満了に伴う市長選(10月21日投開票)に無所属で出馬することを表明した。市長選への出馬表明は内田氏が初めて。3期目の柴田紘一市長(71)は6月に態度を明らかにするとしている。

内田氏は「出馬は一時の思い付きではない。長年熟慮し、年齢と経験を考えた上で判断した。岡崎に生まれ育った一人として新しい時代に向けての岡崎の建設、活性化に寄与したいと思った」と理由を語った。重点施策として、市民病院の機能向上を含む医療対策や歴史遺産を活用した観光PRと中心市街地活性化などを挙げた。

内田氏は昭和62(1987)年の県議選に初当選以来、7回連続で当選。県議長を歴任した。父・喜久氏は8代目岡崎市長。