東海愛知新聞バックナンバー

4月5日【木】

春の嵐一過

■岡崎 奥山田のしだれ桜見ごろ

夜間照明9時まで

岡崎市奥山田町にある市の天然記念物「奥山田のしだれ桜」が、ようやく見ごろを迎えた。

一本立ちのエドヒガンで樹高12メートル、幹回り約3メートル。約1300年前に持統天皇が植栽したと伝えられている。咲き始めは淡い紅色だが、満開時に白くなるのが特徴。

奥山田町しだれ桜保存会の市川庄治会長(76)によると、今年の開花は3月29日。「寒い日が続いた影響で最近の中では開花が一番遅かったが、ここ数日の暖かさで花が一気に咲き始めた。今が見ごろ」と話す。

桜の開花に合わせて、夜間照明を1日から実施。午後6〜9時30分。茶屋の開設は午前9時〜午後5時。いずれも12日まで行う予定という。

桜についての問い合わせは、市川さん(090―6368―1030)へ。(竹内雅紀)