東海愛知新聞バックナンバー

 2月7日【火】
生活保護申請者ら

■生活・就労支援を一体化

岡崎 市役所にサポートセンター

岡崎市は6日、生活支援と就労支援を一体化した就労サポートセンターを市役所内に開設すると発表した。リーマン・ショック以降増加している生活保護申請者らの自立支援をワンストップサービスで行おうとするのが主な目的。5月17日に市役所西庁舎南棟1階にオープンする。(竹内雅紀)

■5月17日オープン

市は国が地域主権推進改革の一環で行うアクション・プランに基づいて、生活支援と職業紹介を一体化したサービスを提案、12月15日に採択された。

サポートセンターでは、市の相談員による生活相談や福祉相談員による同行支援、公共職業安定所(ハローワーク)の相談員による職業相談や職業検索端末機を使った就労情報提供などがある。また、就職を目指す若者の相談に無料で応じる施設「若者おいでんクラブ」や雇用対策協議会、商工会議所などとも連携して、就労支援情報を提供する。

施設の運営は市と愛知労働局、ハローワーク岡崎の3者で設置する「岡崎市就労支援サポートセンター運営協議会」が担当。約50平方メートルの広さに仕切りを複数設けて、相談者のプライバシーを守る。スタッフは5人で、市からは相談員と通訳、ハローワークから相談員が派遣される。端末機は4台導入する。事業費は約800万円。

開館時間は平日の午前9時〜午後4時。土、日曜日、祝日、年末年始は休館。


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