東海愛知新聞バックナンバー

 11月19日【土】
岡崎・豊田・安城

■中国人メディアが取材

年明けTV放映と雑誌掲載

中国上海市のメディア「旅行者媒有限公司」が15日に来日し、岡崎、豊田、安城の3市を取材している。昨年、外国人観光客誘致を図るために3市で設立した「三河家康公の旅歓迎団」が招致。来年1、2月ごろに中国でテレビ放映と雑誌掲載が予定されている。(竹内雅紀)

同社は旅行を軸にしたメディアで、月刊誌「旅行者」は48万部発行。大都市圏を中心に販売されている。また、テレビ番組「旅行者」は全国ネットの旅行専門番組。

取材班は安城市ではデンパーク、豊田市では香嵐渓などを取材。18日は岡崎公園を訪れ、グレート家康公「葵」武将隊や毎週金曜日に演武を行うあいち戦国姫隊、岡崎城三河武士のやかた家康館内の展示物を撮影した。また、一行はカクキュー八丁味噌で味噌蔵の作業風景や味噌蔵通りの古い街並みも撮った。きょう19日も岡崎で、武将隊の演武や八丁味噌料理の取材を行う。

取材班統括責任者の陸悦濃さん(41)は「岡崎城は伝統的で特徴があって良い。演武は観客との交流が面白く、歴史を学ぶにも効果的だと思った」と話していた。中国では、ビジネスマンを中心に徳川家康の生き方が受けてブームになっている。


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