東海愛知新聞バックナンバー

 10月26日【水】

■水道水から放射能検出されず

岡崎市検査

岡崎市はこのほど、東京電力福島第一原発の爆発事故による市内の水道水への影響を調べるため、3カ所の浄水場で放射能検査を行った。放射性ヨウ素、セシウムはいずれも検出されなかった。市独自で水道水の放射能検査を行うのは原発事故以降初めて。

検査は県薬剤師会生活科学センターに委託。18日に男川浄水場、六供浄水場、仁木浄水場で水道水を採取し、19日にゲルマニウム半導体検出器で測定した。検出器で測定できる下限の1キログラム当たり10ベクレルを、いずれも下回った。

市水道局では「9月に大型の台風15号が接近し、雨水や土壌から流れ出た水が河川に流出して不安視されていた。安全だということが証明できたといえる」と胸をなでおろしている。

今後は、周辺環境が大きく変化した場合に放射能測定を行うとしている。


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