東海愛知新聞バックナンバー

 10月23日【日】
きょうまで

■小中生の造形一堂に

地域文化広場で 「おかざきっ子展」

岡崎市内の小中学生の図工・美術作品を一堂に展示した第48回造形おかざきっ子展が22日、岡崎地域文化広場(おかざき世界子ども美術博物館)で開幕し、不安定な天候の中、午前中から大勢の家族が訪れた。きょう23日午後5時まで。(今井亮)

テーマは、「かさなる かさねる 色かたち」。市内73の全小中学校(附属3校、県立岡崎聾学校を含む)と市立幼稚園の園児、児童、生徒約3万5,000人が出品した。

多彩な作品は、各地域で親しまれている材料、技術、文化を活用。地域別の17ブロックに分けて展示されている。

「北・常磐ブロック」の常磐南小学校は、全校児童が36人と少ない分、展示スペースをゆったり使用したダイナミックな作品が並ぶ。学校周辺の竹や木を使ってシカ、イノシシ、サル、メジロ、虫などのオブジェや動物をカラフルにペイントした御影石の石盤などを制作し、学区の豊かな自然を表現した。

会場では木や木の実、画用紙で工作を体験する造形コーナーもある(荒天の場合は中止)。同展事務局では2日間で約6万人の来場を見込んでいる。


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