東海愛知新聞バックナンバー

 7月8日【金】

■就職は岡崎で

合同企業説明会に400人

岡崎市竜美丘会館で7日、岡崎市岡崎商工会議所などが主催する「ふるさとリクルートフェア2011」が開かれた。地元企業が参加する合同企業説明会と、高校生を対象にした初の「ものづくり事業所紹介」などが行われた。(横田沙貴)

■この会場で進路定めたい

合同企業説明会には51社が参加。岡崎を中心に、西三河の大学、短大、専門学校の来春卒業見込み者や既卒者ら約400人が来場した。昨年同時期の説明会よりも参加者が多く、開場前には約150人の行列ができた。

採用担当者の話に、学生らは熱心に耳を傾けた。女子短大生は「この時期になると求人が少なく、焦りを感じています。ぜひ、この会場で進路を定めたい」と意気込んでいた。

■高校生も真剣に

「ものづくり事業所紹介」には17社が出展、高校生約500人が訪れた。担当者が自社の優れた点や特徴を話し、生徒たちは積極的に質問していた。

県立岡崎工業高校の女子生徒は「大手企業への就職を目指す人は多いけれど、地元の企業へ就職する人は少ない。会社の人が直接説明してくれる機会は少ないので、後輩のためにもまたやってほしいです」と話した。


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