東海愛知新聞バックナンバー

 6月22日【水】
教育10年の歩み

■岡崎教育史要6冊目を刊行

教師ら2年かけ編集

岡崎市教育委員会はこのほど、平成12年から10年間にわたる岡崎市の教育の歩みをまとめた「岡崎教育史要Ⅵ」(A5判500ページ)を500部刊行、関係機関に配布した。図書館や市民センターで閲覧できる。(岩月健)

同史要は昭和33(1958)年、教育委員会制度発足10周年の節目に戦後教育の歩みを記録するためにまとめられたのが最初。その後、10年ごとに刊行されている。

6回目の今回は、平成12年から21年までの歩みを、編集顧問に元葵中学校長の澤博史さんを迎え、竜美丘小学校長の板倉登さんを編集委員長に市内教員延べ23人の編集委員が2年間かけて調査、編集した。

構成は、過去5回と同じ。戦後から現在までの岡崎市の教育の特色を国の施策と対応させながら概観した序編から、教育行財政、学校教育、社会教育、学校・研究機関、教育関係団体までの5編から成る。

この10年、岡崎市の学校教育に大きな影響を与えた主なものは、平成14年度から実施された学校週5日制、同18年に施行された改正教育基本法、同年に行われた額田町との合併の3つだった。


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