東海愛知新聞バックナンバー

 6月7日【火】

■給食協会 法人化へ

岡崎市議会一般質問
今後の方向性で答弁

岡崎市議会6月定例会は6日、本会議を再開して、今定例会最終の一般質問を行い、安形光征(自民清風会)柴田敏光(ゆうあい21)蜂須賀喜久好(自民清風会)加藤学(ゆうあい21)鈴木雅子(無所属・共産)大原昌幸(無所属)の6議員が登壇した。

柴田議員が、岡崎市学校給食協会の方向性について市の考えをただした。

杉山延治教育部長は「昭和45(1970)年に学校給食業務を市職員が調理するよりも安価で運営できる協会方式を採用し、効率性に努めている。学校給食実施に当たって市が直接関与する部分として考えている献立作成、給食材料の購入及び安全・衛生のうち協会に給食材料の購入を委託していることから、協会の説明責任が向上し、情報開示できる組織にしていくうえで法人化していく必要があると考えている。今後の協会は、公益性の高い給食材料購入部門は残るとしても、調理洗浄部門は競争原理導入の可能性を検討していくことから規模を縮小していかざるを得ない方向であると考えている」と答えた。

■額田支所庁舎 将来建て替え

安形光征議員が、額田支所庁舎の整備計画について尋ねた。

齋藤理彦企画財政部長は「現支所庁舎は老朽化と耐震性がないことは承知している。現庁舎で耐震工事をしても多額な費用の割には大幅な延命化は図れず、基本的には建て替えがいいのではないかと考えている」としたうえで、「今後、整備方針策定の中で検討していくが、現在ある機能は基本的に維持するとともに、ほかの支所と同様に支所以外の機能も想定されていくのではないか」と述べた。


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