東海愛知新聞バックナンバー

 5月3日【火】
岡崎公園

■「五万石藤」見ごろ

観光客らが花と香り楽しむ

岡崎公園の「五万石藤」が見ごろを迎えている。フジの開花時期に合わせて毎年行われる「五万石藤まつり」(5日まで)も開かれており、多くの来園者が薄紫色に咲くフジの花や香りを楽しんでいる。

フジの開花は例年に比べて若干遅いが、ゴールデンウイーク中に見ごろを迎えることができた。

同公園の藤棚は、広さ約1,300平方メートル。市の天然記念物に指定されている7本を含め16本のフジが植えられている。中には樹齢120年以上の古木もある。花の房は長いもので1メートルを超え、来園者の頭に触れることもある。

2日は多くの来園者が訪れ、咲き誇るフジの姿を残そうとカメラを構えたり、写生をしたりする姿が多く見られた。

豊橋市から夫婦で五万石藤を見に来た男性(61)は「久しぶりに来ましたが、昔と変わらずきれい。サクラもいいけれどフジもすてきです」と話していた。

今年は、30日に初陣を飾った「グレート家康公『葵』武将隊」の関連イベントも多く予定されており、来場者が多いという。

フジとツツジのライトアップは最終日の5日まで行われる。時間は午後6時〜10時。雨天決行。(横田沙貴)


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