東海愛知新聞バックナンバー

 4月16日【土】

■被災地でボランティア活動したい

岡崎 研修会の応募者定員の2倍以上

岡崎市社会福祉協議会が同市福祉会館で開く「災害ボランティア研修会」の受講希望者が、3月末から4月14日までの募集期間で、定員100人の2倍を上回る234人に達した。「『人のために役立ちたい』という意識の高さが表れている」として、同協議会は希望者全員の受講を決めた。(今井亮)

研修会は23日に開催。東日本大震災の被災地でのボランティア活動を希望する人が受講する。被災地からのボランティア派遣要請に備え、被災地の現況をはじめ、災害ボランティアとしての心構えや注意事項を学ぶ。

希望者は高校生から70代までの男女で、このうち47人は同協議会に登録している災害ボランティア・コーディネーター。187人はボランティア登録のない未経験者だが、研修会後に任意で登録を求める。被災地に派遣するボランティアを募集する際は、登録した受講者を優先する。

予想を超える受講希望の多さから、2回目の研修会開催も検討していく。同協議会は「被災地を継続的に支援していけるボランティアが増え続けるよう、いろいろな方法で呼び掛けたい」という。


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