東海愛知新聞バックナンバー

 3月21日【日】

■岡崎・六供の町屋「旧石原家」

国の登録有形文化財に

安政6(1859)年から残る岡崎市六供町の町屋「旧石原家」の家屋、土蔵、庭門が、国の文化審議会による登録有形文化財に登録された。これで市内の登録有形文化財は4件目となった。(今井亮)

商人が建てた旧石原家は戦火などを免れ、築150年を超える。古文書を基に修繕が行われ、昭和53(1978)年から60年まで料亭が営まれていた。

登録有形文化財となった主屋(建築面積163平方メートル)は木造平屋建てだが、近世から明治後期まで一般的な町屋に多く見られた「つし二階」と呼ばれる造りで、屋根裏部屋がある。

外壁は大壁の漆喰(しっくい)塗りに下見板が取り付けられているほか、1階の出格子、主屋北側の表構えなど、随所に建築された当時の名残がある。

主屋南側に建つ土蔵(同50平方メートル)は、2階建ての桟瓦葺(ぶ)き。外壁は主屋と同様に漆喰塗りに北面以外に下見板が取り付けられている。

庭門は坪庭の出入り口として昭和前期に作られた。6角形の本柱2本あり、自然木を加工した控柱が本柱を支えている。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME