東海愛知新聞バックナンバー

 7月27日【火】

JR岡崎駅ワースト4

東口整備で減少傾向
自転車盗難数県警上半期調べ

愛知県警は26日、今年1〜6月の「自転車盗多発駐輪場ランキング」を発表した。ワーストはJR・名鉄一宮駅で72件(前年同期比15件減)。岡崎署管内(岡崎市、幸田町)では、JR岡崎駅が42件(同12件減)で4位だった。

一宮駅は昨年に続き最多。2位はJR勝川駅(=春日井市、46件)、3位はモゾワンダーシティー(=名古屋市西区、45件)と続く。岡崎駅は昨年より2つ順位を下げた。

岡崎署生活安全課によると、岡崎駅以外では、JR幸田駅が18件(同7件増)で31位、昨年4位だったイオンモール岡崎が17件(同23件減)、名鉄東岡崎駅も同数の17件(同3件減)で34位だった。

岡崎駅では、東西の駐輪場のうち、東口に上下2段に自転車を収納できる駐輪場が4月にオープン。防犯カメラや非常ボタンを設置し、防犯対策を強化した。4月1日〜7月25日の東口での盗難数は16件(前年同期比20件減)。利用者からは「2段式は面倒くさい」という声も聞かれるが、防犯面では一定の効果があったとみられる。

また、敷地内に16カ所の駐輪場があるイオンでは、警備員の見回りや自転車の整理整頓を徹底したことが奏功した。「4月以降、重点的に呼び掛けた」(同課)結果、5月はゼロだった。

夏休みがある下半期は例年、上半期よりも多発する。同課では、岡崎駅西口や増加傾向にある幸田駅での防犯対策を強化するとしている。


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