東海愛知新聞バックナンバー

 6月20日【日】
愛教大が弁当開発

栄養バランスPR

ジャスコ岡崎南店イベントに「しょくまる」

岡崎市戸崎町のジャスコ岡崎南店で19日、愛知教育大学が開発した「しょくまる5バランスべんとう」(税込み398円)と「しょくまる5おにぎりセット」(同250円)の発売を記念したイベントが開かれた。(今井亮)

同大教育学部家政教育講座の西村敬子教授(食物学)の研究室が約4年前、主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物の5つの栄養バランスを、「しょくまるファイブ」としてキャラクター化。県でも食育推進のPRに使用されている。

両メニューは、西村教授とこれまで研究室に在籍してきた大学院生を含む学生約10人が受け継いできた構想の商品化。今年3月から食品製造会社との試作を重ね、5月に完成した。バランスべんとうは、野菜を中心とした40種類の食材を使い、おにぎりセットは青菜や鮭、ゴマ塩などのふりかけを俵型のおにぎり5個にかけて、キャラクターの色に合わせた。

この日のイベントでは、研究室の大学院生だった非常勤講師の丸山浩徳さん(26)=碧南市=が、プロジェクターに投影した「しょくまるファイブ」でバランスの良い食生活を呼び掛けたほか、刈谷市日高小学校の児童たちが「しょくまるファイブ」の寸劇を披露。メニューの試食もあり、イベント後は会場で販売された両メニュー200個が次々と売れた。

丸山さんは「栄養バランスが偏りがちな男性や野菜嫌いな子ども、栄養バランスに敏感な女性と、幅広い年齢層に味わってほしいです」と話していた。

両メニューは7月14日まで愛知、岐阜、三重の東海3県のジャスコ41店舗で販売中。ミニストップでも、今月22日から7月13日まで静岡県を含めた4県の430店舗で販売する。


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