東海愛知新聞バックナンバー

 6月10日【木】
岡崎市東公園

ハナショウブ見ごろ

1万株がカラフルに咲き誇る

岡崎市東公園の菖蒲(しょうぶ)園で、1万株のハナショウブが見ごろを迎えている。9日には近くの第一さわらび幼稚園鼓隊の演奏が披露され、訪れた人たちを楽しませた。20日まで岡崎ハナショウブ愛好会(加藤勲会長)主管の「東公園菖蒲まつり」が開かれ、連日大勢の観光客でにぎわっている。(大津一夫)

広さ約2900平方メートルの菖蒲園には、同愛好会が交配を進めてきた「三河小町」「三河武士」など独自の品種を含め107種類が咲き誇っている。訪れた観光客はカメラを向けたり、花に顔を近づけたりしていた。

岐阜県多治見市から来た60歳代の夫婦は「初めて来ました。種類が多く、よく手入れされていてきれいですね。今から花の写真を撮っていきます」と話していた。

多目的広場には同愛好会による花菖蒲約100鉢の展示会が開かれているほか、12、13日には煎茶の接待(1席400円)がある。

この日、多目的広場のステージでは、第一さわらび幼稚園の年長組約100人の鼓隊がキッズメドレーの演奏と「きみのこえ」、同幼稚園の「応援歌」の合唱を披露した。赤と白の制服姿で演奏する園児に、見守っていた保護者や観光客から「かわいい」などと声が上がった。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME