東海愛知新聞バックナンバー

 1月7日【木】

平山郁夫さんの作品16点も

16日から 収蔵品展「どうぶつをさがせ」
おかざき子ども美博

おかざき世界子ども美術博物館で16日から2月28日まで、著名な美術家が10代のころに制作したり、大成後にメッセージ性を込めて制作した作品から動物の姿を探す収蔵品展「どうぶつをさがせ」が開かれる。会場の一角では、昨年12月に他界した日本画家の平山郁夫さんを追悼し、平山さんが10代から描いた同館所蔵の作品16点も展示する予定。(今井亮)

平山さんや静岡県伊東市在住の絵本グラフィック作家・田島征三さんら国内の美術家約20人をはじめ、パブロ・ピカソ、アンリ・ド・トウールーズ=ロートレック、ラウル・デュフィの絵画と彫刻約50点を出品する。

同展は、昭和61(1986)年に岡崎ロータリークラブが同館に寄贈した田島さんの「やぎのしずか」シリーズ16点を中心に構成する。コーナーを別に設ける平山さんの作品の内訳は、所蔵する10代の作品14点と大成後の2点。

同館の担当者は「動物をモチーフにした作品を選び、小さな子どもも楽しめる展示です」と話している。

開館時間は午前9時から午後5時まで。大人300円、小中学生100円(市内の小中学生は無料)。月曜日と2月12日は休館する。


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