東海愛知新聞バックナンバー

 7月25日【土】

“心のオアシス”生き生きサロン

500回祝う
ハンドベルを演奏
幸田町生活学校

幸田町生活学校(山崎寿子委員長)が町内のお年寄り向けに開設している「ふれあい生き生きサロン」が500回を迎えたのを記念して24日、同町芦谷の芦谷公民館で記念式典が行われた。

生き生きサロンは、お年寄りの引きこもり防止などを目的に平成9年10月開設。70歳以上の人たちが週1回、同館に集まって歓談や手芸、体操などを通して交流を深めている。現在のメンバーは15人(男性1人、女性14人)で、最高齢は93歳。

式では、サロンメンバーが4年前から始めたハンドベルを演奏。キーボードの伴奏に合わせて「証成寺の狸ばやし」「我は海の子」「ふるさと」の3曲を披露した。最近では、町内の福祉施設で慰問演奏するなどしており、メンバーは慣れた様子でハンドベルを力強く振り、会場内に澄んだ音が響き渡った。

サロンの鳥居ヒデ子代表は「継続は力なり。ここまで続いたのは素晴らしいと思います。ハンドベル演奏は、自然とリハビリになっています」、山崎委員長も「お年寄り同士の交流のきっかけとして、今後もサロンが続いてほしいですね」と話していた。

サロンの開催日は、毎週金曜日の午前9時〜11時30分。参加費200円。問い合わせ・申し込みは鳥居代表(62-5928)へ。


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