東海愛知新聞バックナンバー

 7月14日【火】

岡崎市と中電岡崎 作業連携へ協定締結

ライフライン復旧で

岡崎市中部電力岡崎営業所は13日、同市役所で大規模災害で寸断されたライフラインの復旧作業を連携して行うための協定を締結した。

市では大規模災害が発生した場合、公園や小中学校の運動場などの広大な市有地を開放。同営業所はライフラインの復旧に必要な資材、機材の置き場にする。

また同営業所と市は、停電情報、冠水・通行止め情報、避難情報などを共有し、ライフラインの復旧活動に役立てる。

市役所で行われた締結式では、同営業所の望月俊昭所長に柴田市長から協定書が手渡された。

柴田市長は「昨年の8月末豪雨では災害発生直後の混乱の中、迅速に漏電対策や停電復旧を行っていただきました。ライフライン、とりわけ電気を一刻も早く復旧して頂くことは市民にとって最も重要な課題。御社から被災状況の情報を提供していただけることが災害応急活動に大いに役立つと期待しています」と述べた。

望月所長は「大規模災害時に、支援拠点を被災地のそばに確保することで、被災者の安心感にもつながります。情報交換も連携を密にして市民サービスにつなげたいです」と話していた。


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