東海愛知新聞バックナンバー

 5月22日【金】

南公園プールを再整備

岡崎市が基本計画
3年後の夏オープンへ

岡崎市は、老朽化のため再整備を検討している南公園市民プールの基本計画をまとめた。昭和47(1972)年3月に完成した現在の競泳型プールは、流水プールやウオータースライダーなどを備える「屋外型の冷水レジャープール」へと、全面リニューアルする。新しいプールは平成24年の夏にオープンする予定。

現在の1.3倍に当たる敷地面積5,600平方メートルを整備し、1周170メートルの流水プールをはじめ、チューブ型(延長40メートル)とオープン型(同80メートル)のウオータースライダーを設置する。

幼児向けには、滑り台がついた幼児用プール(300平方メートル)や、遊具から水が出る水深10センチ程度の「じゃぶじゃぶ池」(200平方メートル)も設ける。車いすの利用者にはプール専用の車いすに乗り換えてもらうことで、じゃぶじゃぶ池に入れるよう対応する。

駐車場はプール隣接に、3台分の障害者用駐車スペースを含む70台分を新設。更衣室のロッカーは管理棟内に男女各400個程度を設ける。

市では今年度に実施設計を行う。現在のプールは来年夏の営業を最後に閉鎖し、10月ごろから工事に着手する。

総事業費は5億6,000万円。


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