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東海愛知新聞

東海道を歩いて旅

「出会い」が楽しみ
岡崎のバーテンダー本多さん
特注“かぶり物”姿で

 岡崎市伝馬通一でバー「エンジェルシェア」を経営していたバーテンダー、本多秀行さん(41)があす7日、「シェーカーマン」と名づけたキャラクターに“変身”して、東海道を約2カ月かけて歩く旅にたつ。情熱を注いできた「シェーカー」となり、「旅の『出会い』を“混ぜて”新しい何かを生み出したい」という。
 岡崎城に鎮座する龍城神社を午後1時過ぎに出発、東京の日本橋を折り返して京都に向かう。携帯電話でブログを更新しながら、旅の様子を発表していきたいという。
 道中では出会った人の会話から、その人に合わせたオリジナルカクテルのレシピをその場で作ってプレゼントしていく。片時も手放せないシェーカーの振り方も教えたいという。「バーテンダーという仕事を知ってほしいこともあるけど、何より出会いを大切にしたい」と目を輝かせる。
 バーテンダーになったのは12年前。本から知ったバーのイメージは大人の世界、独特の雰囲気…。「すべてに憧れた」と本多さん。
 バーテンダーになった年に、「エンジェルシェア」を開店。憧れの道でシェーカーを振り続けた。店の改装期間を利用してロンドンに渡ったことも。現地のバーテンダーコンクールでは初出場で準優勝を果たした。
 帰国後に新装開店。しかし飲酒運転の法定罰則が強化されるにつれて、客足は遠のいていった。「どのバーも厳しいと思う」。今年1月に閉店を余儀なくされたが「いつか再開したい」と、店は今もそのままだ。
 失業して間もなく、「着ぐるみの人がいたよ」という何気ない友人の話で「シェーカーマン」のアイデアを思いついた。「カウンターで待っていても客はこない。ならば自分が飛び出そう」。
 「バーテンダーではありえないことがしたい」と、シェーカー型のかぶり物を特注。カクテルはもともと存在しないメニューを作り出すことから「架空の物」という意味を込め、赤いベストに「架空照」と刺繍ししゅうを入れた。  「旅の不安はまったくない。気長に行けたら」。旅が終われば「店を再開する」と言う。

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