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東海愛知新聞

一日乗り放題200円

まちバス 東西・南北のルートで運行
【岡崎市議会一般質問】

 岡崎市議会6月定例会は8日、本会議を再会。引き続き一般質問が行われ、井手瀬絹子(公明)村越恵子(同)柳田孝二(共産)野澤幸治(ゆうあい21)田口正夫(自民清風会)畔柳敏彦(公明)加藤繁行(民主ク)の7議員が登壇した。
 野澤議員が、来月から市が運行を予定している「まちなかにぎわいバス」の運行内容についてただした。

 柴田紘一市長は「『まちなかにぎわいバス』を分かりやすく『まちバス』として、準備が整いしだいPRしていきたい。運行は中岡崎駅と市役所を結ぶ東西ルート、市役所と梅園・愛宕地区、康生地区を結ぶ南北ルートの2ルートを設定しており、手軽な運賃で何度でも乗っていただけるよう1日乗り放題200円で実施していきたい。7月17日の運行開始日にはセレモニーを開催するほか、中心市街地や二七市などでチラシを配布するなどの啓発活動や協力店の激励訪問なども考えていく」と答弁した。

 続いて太田恒治企画政策部長が「東西ルートは15カ所の停留所、南北ルートは市役所発の西行きが15カ所、松坂屋前発の東行き16カ所のバス停を設置する。運行時間帯は原則午前8時30分から午後7時で、運行ダイヤは東西ルートが20分間隔、南北ルートが30分間隔を予定している。未就学児の料金については無料とする」と詳細を明らかにした上で、「東西ルートは小型ノンステップバスで運行する。南北ルートは、特に愛宕地区は急な坂道が連続したり道幅が狭いため1.9メートル以下の車両で運行する予定だが、これに見合った車両がないため、市販車両で12席を確保できるよう改造する。改造には日数がかかり運行開始には間に合わないことから、暫定的に代用車両で運行する予定だ」と述べた。  

【バリアフリーマップのHP掲載を】

 井手瀬議員が、バリアフリーマップのホームページへの掲載を求めた。
 石川優副市長は「各課が管理している公共施設などを紹介しているホームページのコンテンツで、身障者用トイレの有無やエレベーターの設置などのバリアフリー対応情報を統一的なルールで分かりやすく提供していくことが考えられる。将来的には、4月から運用を開始した総合型GISを活用した『岡崎市わが街ガイド』に、市が提供可能なバリアフリー対応情報を追加することなども研究していきたい」と述べた。  

【公園に高齢者向け遊具の設置を】

 村越議員が、公園への高齢者向けの健康遊具の設置を求めた。
 小野博章土木建設部長は「今後の公園整備は子ども中心から障害者、高齢者までを含めたユニバーサルデザインを考慮する必要がある。現在、奈良井公園などに健康遊具が設置してあり、再整備する十王公園にも設置を考えている。再整備する公園や既存の公園への高齢者向けの健康遊具の設置については、利用者の声を聞きながら、子ども向け遊具とのバランスを考慮しながら設置していきたい」と述べた。  

【部活動に対する教員の負担軽減を】

 柳田議員が、部活動に対する教員の負担軽減についての対策をただした。
 小林義孝教育監は「土・日曜のどちらかを休みにするとか、朝練の自粛、さらには地域ボランティアの協力も得ながら対応していきたい」と答えた。  

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