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東海愛知新聞

秋の褒章

西三河は6人

 秋の褒章受章者が1日、発表された。
 西三河関係では、業務一筋に励んできた人たちを顕彰する黄綬褒章に4人、産業の振興や福祉に尽くした人たちをたたえる藍綬褒章に2人の合わせて6人が選ばれた。
 西三河関係の受章者は次のみなさん。
●黄綬褒章 業務精励
▽(金属加工機械組立業務・卓越技能)=田崎幾則(58)トヨタ自動車三好工場第二機械部主査、岡崎市細川町
▽(製図業務・卓越技能)=谷口元則(58)小島プレス工業第一技術部参事、豊田市東山町
▽(金融業)=服部晃(63)岡崎信用金庫会長、岡崎市六供町
▽(製かん業務・卓越技能)=古川義記(56)豊田自動織機トヨタL&Fカンパニー製造部・技術員室チーフエキスパート、安城市今本町
●藍綬褒章
▽自衛隊協力功績=小島昭正(64)自衛隊募集相談員、西尾市羽塚町
▽更生保護功績=渡邉よう子(76)保護司、豊田市扶桑町


黄綬褒章服部晃 岡信会長
印象に残る本店ビル完成
地域や業界関係者にも感謝
 常務理事、専務理事、理事長を経て、昨年6月から会長。黄綬褒章は、父親で同金庫名誉会長を務めた服部敏郎さん(故人)と親子2代の受章になった。
 これまででもっとも印象に残っているのは、昭和50(1975)年に本店ビルが完成した時という。また57年、外国為替業務ができるようになったことも、「協同組織という形態は違うが、機能的に銀行と肩を並べた」と感じた。
 長期ビジョンとして、「『信用第一、地域一番の金融機関』をめざします」というキャッチフレーズができたのは平成12年からの理事長時代。「預金量という数字ではなく、金融機関として信用、信頼されることが大切」と力が入る。
 今回の受章については「役職員や先輩、業界関係者、地元のみなさんのご支援のおかげです」と感謝する。
 地元の経済状況について「自動車関連企業の影はいうものの、業種や企業間の格差は大きい。景気の回復感は、零細企業ではまだまだという感じ」と分析。
 「地元の金融機関として、微力ですがこれからも地域の発展に尽くしたい」と話した。

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