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東海愛知新聞

新人と現職の一騎打ち

6日投・開票幸田町長選がスタート

 任期満了(29日)に伴う幸田町長選挙が1日告示され、無所属の新人、杉浦和重氏と、無所属の現職、近藤徳光氏が立候補。28年ぶりの選挙戦は、新人と現職の一騎打ちになった。各候補は選挙事務所で支持者に決意を述べたあと、街宣車に乗り町内を回って支持を訴えた。投票・開票は6日。2日から5日まで、役場東の中央公園管理棟で期日前投票を受け付けている。

新しい町政の実現を
杉浦候補

 同町菱池池端の杉浦候補の選挙事務所には、黄色いTシャツの運動員と支持者約50人が集まり出陣式が行われた。
 支援者代表が「新しい時代にふさわしい町政を実現してほしい」と激励したあと、杉浦候補は「懸案の合併問題は町民1人ひとりと意見を交わす中で方向性を決めたい」としたうえで、「当選した時には、町長の給与30%カットなど4つの公約を必ず実行し、行政と役場のあり方も考え直す時です。若い夫婦にとって、子ども、親の面倒をみなくてはならない厳しい時代です。町民1人ひとりが満足できる人生設計を持てる町政を実現したい」と訴えた。
 このあと、必勝を祈願してダルマに片目を入れ、集まった支持者と「ガンバロー」を三唱。車に乗り込んで街宣に向かった。

大型事業推進へ全力 近藤候補

 同町菱池前田の選挙事務所で行われた近藤候補の出陣式には、国会議員、県議、隣接市町の首長や議員ら、代理を含め、支援者約700人が詰めかけた。近藤候補は「第5次総合計画に基づき、幸田駅前再開発など大型事業を推進したい。幸田の今日を築いた産業振興や防災など安全対策、少子高齢化対策などに取り組む」などと訴えた。
 自公民各党、労農工商など65団体の推薦を受けているが、「2期8年を務めたものの、選挙は知らない新人だ」として、気を引き締めて戦う決意を披露。
 来賓の柴田紘一岡崎市長、中村晃毅西尾市長があいさつの中でそれぞれ触れた合併問題について近藤候補は「広域的な観点に立ち、継続して取り組む課題だ」と述べ、選挙カーで街頭に出た。

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