エフエムEGAO

番組へのおたより・リクエストはこちら 763@fm-egao.jp その他 局へのお問い合わせはこちら info@fm-egao.jp

東海愛知新聞

段ボールなどの「虫」70点

“民家”もミニチュアで再現    おかざき子ども美博

岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で15日、企画展「むしむしアート&ふるさと展」が始まった。子どもたちに人気の「昆虫」をテーマに、段ボールや流木などで作られた作品約70点を展示。虫たちが住む緑の多い田舎にも焦点を当て、今では見られなくなった古い民家のミニチュアなども合わせて紹介している。
 展示品は、カブトムシやオニヤンマなどを足まで本物そっくりに作った西川正之さんの凧や、大小様々な昆虫を段ボールで表現した千光士義和さんの作品、子どもが実際に触れて遊ぶことのできる神田修さん作のバッタの乗り物やクワガタのからくりおもちゃ、流木や石を使って自転車に乗るバッタなどを塩浦信太郎さんがユーモアたっぷりに仕上げた作品。茅葺かやぶき屋根の民家などを再現した内山正一さんのミニチュアなどが並ぶ。
 同館の内藤高玲学芸員は「いまの子どもたちは虫取りなどの経験がない子がほとんど。親御さんたちの思い出の風景を再現しているので子どもたちと共有してほしい」と来場を呼びかけている。
なお、千光士さんが講師の「段ボールで動く昆虫を作ろう」が5月3日、若竹源太さん出演の「日本の大道芸」が4、5日、「たこ名人のたこ作り教室及び実演」が6日、西川さんが講師の「空飛ぶ昆虫たこの実演」が7日に予定されている。
 同館は、月曜日と国民の祝日の翌日が休み。開館時間は午前9時から午後5時30分まで。入館料は小中学生が100円、大人300円。岡崎市内の中学生以下は無料。  同展は5月7日まで。

ページ最初へ