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東海愛知新聞

3学区12店舗で「事故のないとこや作戦」

岡崎で高齢者に「交通安全」

岡崎市羽根、梅園、根石の3学区の理容・美容店12店舗で、散髪に来た高齢者に店長らが交通事故への注意を呼びかける「サロンでさっぱり・事故のないとこや作戦」が展開されている。
 岡崎署は今月から、管内で高齢者(65歳以上)の人身事故が絶えない3学区を「事故多発学区」に指定。1学区4店舗の理容・美容店店頭に、高齢者マークと「高齢者交通安全協力店」の文字が入ったステッカーをはった。店内には事故防止を訴えるチラシやパンフレットを置き、学区別の事故発生場所を記した「シルバーセーフティマップ」も設置した。
 市内では12日深夜、伝馬通2の市道で普通貨物車にはねられ亡くなった男性(71)を含め、犠牲者は13人に。相次ぐ死亡事故に対し、柴田紘一市長が「死亡事故多発非常事態」を宣言した直後だった。犠牲者13人のうち、高齢者は5人に上り、いずれも夜間の道路横断中にはねられた。
 高齢者の事故防止について、同署交通課は「さらに進む高齢化社会を考慮すると、死亡事故を減らすには高齢者への啓発が必須」と話している。
 この活動は、県警本部と県理容生活衛生同業組合・県美容業生活衛生同業組合が取りまとめ、県内全域の両組合加盟店で実施されている。

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