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東海愛知新聞

岡崎市六ツ美西部小

卒業式で組曲歌う

6年生全員が歌詞アイデア

岡崎市六ツ美西部小学校の6年生120人が、20日の卒業式で五曲からなる組曲「卒業」を歌う。歌詞、曲ともに創作で、各曲の間には別れの言葉が入る。6年生全員で歌詞のアイデアを出し合い、3クラスの代表児童13人でつくる実行委員会が原案をまとめた。
 5曲の歌詞は主に、6年間の学校生活を題材にした。学校のイメージを歌った序曲「まなびや」に始まり、最上級生になった時の思いを込めた「決意」、曲調が異なる2曲の「ありがとう」、最後は同級生との思い出を振り返る「卒業」。別れの言葉も含めて約20分間の大作だ。
 曲作りは今年に入ってから始め、詞は実行委員会の原案を3組の担任で学年主任の山本典弘教諭がまとめた。完成した歌詞から、音楽担当の1組担任、口石洋実教諭がイメージを膨らませて作曲。曲中には児童の独唱もあり、今月に入ってから毎日練習を重ねてきた。
 同校では開校以来、卒業式で何度か創作曲を披露してきたが、5曲に及ぶのは今回が初めて。山本教諭は「今年度卒業する6年生を受け持った時から、歌がメーンの組曲形式を考えていた。市内の学校でも珍しいのでは」。ピアノ伴奏を担当する口石教諭も「歌の仕上がりは順調。このままいけば本番も大丈夫」と成功を期待している。

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