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東海愛知新聞

世代を超えて交流を

「岡崎100セミ」講師など募集

市民が講師になってセミナーを開き、世代を超えた交流をめざす「岡崎一○○セミ」が6月24日、岡崎市舳越町の愛知学泉大学・短期大学と中園町の岡崎城西高校を会場に開かれる。実行委員会では現在、市民の講師とボランティアを募集中。当日は午後1時30分からオープニング式があり、地元出身でNHKの連続テレビ小説「純情きらり」に巡査役で出演する楠見彰太郎さんのトークショーもある。
 昨年、市民協働モデル事業で市民から企画を募り、アイデア部門の一つとして選定された。
 県内では私学組織が18年前から「愛知サマーセミナー」を実施。“誰でも先生、誰でも生徒”をキャッチフレーズに、毎年夏休みの3日間、千を超える講座が開かれ、学生や保護者、一般市民を巻き込んだ交流の場になっている。
 市内でも生涯学習を目的にさまざまな講座、教室が開かれているものの、一部の人の活動の場になっているという印象があり、もっと幅広い年代に参加してもらおうと初めて企画された。
 「講師」は年齢を問わず、誰でも応募できる。これまで一般市民と学校関係者から合わせて約80件の申し出があった。この中には、手品やイベントの企画の仕方、災害ボランティア入門、ミュージックベルの演奏などユニークなものもある。ほかにも、経験豊かなお年寄りに“智恵”を伝授してもらったり、得意の料理、趣味を生かして講師を務める人を募集している。
 同時に「一○○セミ」実行委員として、これから企画、運営に協力してもらえるボランティアも募集。
 申し込みは28日までに市教育委員会生涯学習班(23―6433)へ。応募用紙は各市民センター、北部交流センター、市生涯学習班などで配布している。
 各セミナーの受講者は、講師が決まってから募集する。


 「岡崎一○○セミ」オープニングのトークショーに出演する楠見彰太郎さんは、「純情きらり」では、ただ1人の地元出身者。
 愛知教育大学附属岡崎小学校、同中学校を卒業。高校を卒業して上京し、俳優をめざした。
 劇団俳優座出身で、これまで中京テレビの火曜サスペンス劇場「救急指定病院シリーズ」にレギュラー出演したり、CBCテレビの「水戸黄門」に出演。映画や舞台でも活躍している。
 現在、横浜市に在住。東京の芸能プロダクションに所属し、後輩の指導にも力を入れている。

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