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東海愛知新聞

岡崎 伊賀八幡宮で武者的神事

今年は商業が「上」

22メートル先の的板36センチに

大寒の20日、岡崎市伊賀町の伊賀八幡宮(斎藤徳蔵宮司)で、矢を放ちヒノキの的板の割れた数から1年の五穀や景気などを占う「武者的神事」が行われた。
 今年は五穀の麦が「上」で、天候や米などは「下」。商業・工業・繊維は「上」「中」「下」だった。  本殿で判定表を作成した後、斎藤宮司が忌弓(いみゆみ)と忌矢(いみや)を使って、鬼門と裏鬼門に当たる北東と南西の方角にお祓はらいをした。
 的板の大きさは36センチ四方。数十人の観衆が見守る中、射手の加藤貴弘神主(22)が弓を引き、22メートル先の的板に向けて矢を放つと、歓声が上がった。

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