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東海愛知新聞

岡崎市

市制89周年祝う

柴田市長 東岡崎駅周辺整備に意欲
名誉市民に江橋氏 元岡崎国立共同研究機構長

岡崎市の市制施行89周年を祝う記念式典が1日、岡崎市民会館ホールで開かれた。同市は大正5(1916)年7月1日に全国で67番目、県下では名古屋、豊橋に次いで3番目の市として誕生。人口は37,600人ほどだったが、相次ぐ隣接町村との合併や土地区画整理事業などで増加し、現在356,000人余りを擁する西三河の中核都市として発展してきた。
 式には、各界の代表ら約1,600人が出席。柴田紘一市長が「市民主導型市政を掲げ、自己決定、自己責任のまちづくりのため中核市に移行し、そして額田町との合併で新岡崎市の誕生を迎えようとしている。今後も市民の視点から、暮らしやすいまちづくりを進めていきたい」と式辞を述べた。また、式辞の中で柴田市長は、長年懸案となっている東岡崎駅周辺の整備について触れ「今年2月に地元と市で研究懇談会を発足し協議を重ねている。名鉄にも再整備について申し出をした。今後は岡崎の玄関口にふさわしい駅ビルや橋上駅、駅前広場やバスターミナルなどを含めた駅周辺整備構想をまとめていきたい」と具体的な見解を示した。
 このあと、岡崎市名誉市民として、カルシウムによる細胞機能の制御を証明するなど、生物学や薬理学の研究を通 じて、公共の福祉の増進に貢献した元岡崎国立共同研究機構長の江橋節郎氏(82)を顕彰。また、同市の発展に貢献した111人と六団体を表彰。来賓祝辞などがあり、出席者全員で市歌を合唱した。

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