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東海愛知新聞

「小中生の安全守れ」防犯パトロール隊発足

きょう岡崎市六ツ美中部学区で

小中学生の安全を守ろう―と、岡崎市六ツ美中部学区で12日、防犯パトロール隊が発足した。
 静かな農村地帯だった同学区も近年、都市化の波に押されて街頭犯罪が増加傾向にある。今年に入って4月末まででも34件発生、昨年同期に比べて9件増えている。中でも、下校途中の女子児童生徒が声をかけられたり腕を捕まえられるといった連れ去り未遂事案も相次いだという。
 こうした中で「自分たちの町は自分たちで守ろう」と学区社会教育委員会と総代会が学区内全戸にチラシを配ってパトロール隊員を募集。251世帯の348人が協力を申し出、発足の運びとなった。
 当面、活動の重点は、下校時の小中学生の見守り。特に、下校集団から離れてからの家路に多くの危険をはらんでいることから、町内ごとに人通りの少ない場所など危険個所をチェック。散歩がてらのパトロールを行っていくという。
 同学区社会教育委員長で隊長を務める河原正史さん(72)は「“気楽に・気長に・危険なく”をモットーに、犯罪のない町づくりに取り組んでいきたい」と話している。
 なお、発足結団式は午後七時から同学区市民ホームで約80人が参加して開かれ、市からタスキが渡された。

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