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東海愛知新聞

岡 崎 市   緑あふれる町に

細川さくら台協議会とまちづくり協定結ぶ

岡崎市は10日、「水と緑・歴史と文化のまちづくり条例」の規定に基づいて、細川さくら台まちづくり協議会とまちづくり協定を締結した。
 細川町さくら台の11万7,200平方メートルを対象に、その地域に建てる住宅の条件を定めた協定で、市の締結相手となるまちづくり協議会は、同地域で宅地開発を進めるトヨタすまいるライフとトヨタ自動車。住宅の総区画は319戸で、入居者は土地の購入時に新たな協定者となる。
 この協定が都市計画法の制限以外に定めている主な規定は▽道路から見える所に緑地帯を設けること▽シンボルツリーを各戸に2本以上植えること▽防犯カメラの設置▽テレビなどのアンテナを建物最上階の屋根の上に設置しないこと▽給湯器、燃料タンクなどの住宅設備機器は道路から直接見えない位置に置くこと▽各宅地内に夜間照明を設けること―などで、締結日から10年間を有効期間としている。
 岡崎市が平成15年10月に施行した「水と緑・歴史と文化のまちづくり条例」では、これまでに四つのまちづくり協議会が発足しているが、協議会が都市計画法の制限以外に独自の規定を設け、市と協定を締結するのは今回が初めて。
 柴田紘一市長は「緑あふれる町になりそうで、これからの住宅開発のモデルになるかと思う」とあいさつ。トヨタすまいるライフの中尾益大社長は「先進的な事例を全国各地に見に行った。電柱も地中になり、イメージがかなり変わりました」と話していた。

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