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東海愛知新聞

県内の巨木 詳しく調査

岡崎 中根さんがガイドブック出版

岡崎市細川町の中根洋治さん(61)は、県内に残る巨樹・巨木を丹念に調査・測定したガイドブック「愛知の巨木」を出版した。
 樹高1.3m、幹周りが3m以上ある県下の巨木190本を収録。今まで知られていなかった国内最大級となる幹周り約12mの樫をはじめ、約30種類の木を掲載し、種類別に大きさに順位をつけている。
 中根さんは平成15年度まで三河港工事事務所に勤務。30年ほど前から巨木の資料収集をはじめ、退職した2年前から本格的に調査を始めた。設楽町の原生林で、背丈ほどの笹をかき分けて、やっとの思いで撮影、調査した木もあるという。
 葉を災難よけとしたり、うわぐすりとして使われているなど解説には、その木の用途やいわれなども添えている。
 「なるべく多くの人に見てもらいたい。若い人にも木の魅力を知ってほしい」と話している。
 A5判、168ページ。一部1,500円。購入希望・問い合わせは中根さん宅(0564―45―2658)へ。

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