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東海愛知新聞

来月3日 「岡崎げんき館」

PR兼ね交流イベント

若宮広場 健康チェックやフリマ

若宮広場として利用されている岡崎市若宮町の旧市民病院跡地で4月3日、「岡崎げんきまつり」が開かれる。平成20年3月のオープンをめざして計画が進む「岡崎げんき館」(仮称)のPRを兼ねたイベントで、地元住民らで組織する実行委員会(委員長・河合洋人根石学区総代会長)では「全市的なイベントに盛り上げよう」と張り切っている。
 旧市民病院は11年度から12年度にかけて解体され、13年4月から建物の一部を若宮庁舎、約6,800平方メートルの空き地を若宮広場として市民に開放している。
 市では、この跡地を利用した「岡崎げんき館」建設に向けてさまざまなワークショップを開き、昨年10月にはワークショップの参加者と市内の医師会、歯科医師会、薬剤師会、公募の市民らで「仮称岡崎げんき館市民会議」を組織。岡崎げんき館がオープンしたあと、市民ボランティアとして活動してもらうことにしており、運動・休養サポート、栄養サポート、保健サポート、子どもサポート、市民交流―の5つの専門部会に分かれて活動している。
 「げんきまつり」は今年1月、同会議の会員と地元住民、商店街、PTAなども参加して実行委員会を立ち上げ、企画を進めてきた。
 当日は「健康・交流・にぎわい」をテーマに、身長、体重、血圧、肥満度、ストレス度、握力測定などの健康チェック▽柱町の産婦人科医、吉村正さんの健康づくり講演会(午後1時から)▽若宮広場を起点に史跡や桜並木などを散策するウオーキング▽100ブースのフリーマーケット▽みたらしだんご、綿菓子などの模擬店▽工作教室▽歯の健康相談▽栄養診断ゲーム―などがあり、ステージでは根石小学校鼓笛隊、よさこいソーラン踊り、和太鼓、カラオケ、三味線などのアトラクションも予定されている。
 実行委員長の河合さんは「委員のみなさんが張り切っているので、大勢の市民が参加するイベントにしたい。来場した人が元気と健康を持ち帰ってもらえるよう工夫しています」と話し、今後も毎年、恒例の行事として定着させたい考え。
 雨天決行。駐車台数が少ないため公共交通の利用を呼びかけている。
 ◇「岡崎げんき館」(仮称)
 18年6月に着手。20年1月に完成し、同3月オープンの予定。市保健所を中心にした保健衛生機能と、温水プールの健康づくり支援機能、一時託児とプレイルームの子ども育成支援機能、ホールや交流スペースの市民交流機能を持たせる。施設は3階建て以下で延べ7,300平方メートル。
 設計から建設、施設の維持、管理までを民間業者に委託するPFI方式を採用。業者選定の際は、価格だけでなく施設の運営方法などについても対象にする公募型プロポーザル方式で決める。

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